第1回(2018年7月26日(木) 14:00〜15:30)

暑さに負けず8名の方が参加してくださいました。

カフェの経営とサロンの定期開催を両立するため、サロン参加者のみなさんにはワンオーダーをお願いしているのですが、

やはり猛烈な暑さ、アイスコーヒーが大人気でした。

今回は株式会社スヴェンソン様にご協力いただき、「抗がん剤治療にまつわる髪の毛のおはなし」というテーマでミニレクチャーをしていただきました。

その後、参加されたみなさんとフリートーク。今回は前向きに治療と向き合って来られた、明るくパワフルな方が多く、終始和やかで明るい雰囲気のサロンとなりました。

 

第2回(2018年8月30日(木)14:00〜15:30)

定員(12名)を上回る、16名の方が参加されました。

今回のミニレクチャーは、住友生命保険相互会社様にご協力いただき、「がんにまつわる保険のおはなし」というテーマで、先進医療のことなどをお話いただきました。

その後のフリートークは2グループに分かれて、参加されたみなさんそれぞれの状況やお悩みを話されました。情報収集はどうしているか、抗がん剤治療の方法など、参加者の方ご自身が実際に悩んでいること、知りたいことについて、それぞれの経験を共有され、有意義な時間になりました。

また、今回はFBS福岡放送さんが取材に来られ、福岡ローカルの情報番組でがんサロンの取り組みを紹介していただけることになりました。

第3回(2018年9月27日(木)14:00〜15:30)

定員ちょうど、12名の方が参加されました。今回のミニレクチャーは、第1回に続いて株式会社スヴェンソン様にお引き受けいただきました。前回、抗がん剤治療中の髪の毛のケアに関する疑問がいくつか出ていましたので、今回はその疑問にお答えいただきました。

フリートークは今回も2グループに分かれて行いました。印象的だったのは、患者さんのスタンスと、ご家族のスタンス。家族としては、「(患者さんが)何に困っているのか、何が心配なのかを話して欲しい」、患者さんは「身近な家族だからこそ心配をかけたくない」、というご意見がありました。なかなか解決策を見いだすことが難しいテーマではありますが、ご家族の方と一緒にサロンにお越しいただくことは、患者さん・ご家族それぞれの不安や心配事を共有するのに良い機会になり得るのではないか、と感じました。

第4回(2018年10月19日(金)15:00〜16:30)

これまで定休日に開催していましたが、今回初めて営業時間中に店内の一部を貸切状態とし、開催しました。参加は5名と少なかったものの、全員前回または前々回の参加者で初対面ではなかったため、スムーズに会話が弾みました。患者さんが治療の過程や日常生活の中で不安に思うこと、相談したいことを、どこまで医師に相談できるか、という話題がありました。みなさん、忙しい医師にはゆっくり時間をとってもらうことが難しいと理解されている一方で、やっぱり聞きたいことは聞きたい、話ができないなら笑顔や手を握るなどのコミュニケーション一つで安心感が大きく増す、などの本音も聞かれました。また、困った時の相談先として、がん相談支援センターを活用するといいよ、という経験談もありました。

第5回(2018年11月7日(水)18:30〜20:00)

今回は初めて、夜の時間帯での開催でした。このがんサロンを立ち上げた時にやりたかったことの一つが、日中だとお仕事などでなかなか参加しづらい方でも来ていただけるような場をつくる、ということでした。しかしながらまだまだ宣伝不足、認知度が低いこともあり、今回は報道関係の方も含めて6名という少人数での開催でした。患者さん以外に、医療関係の方やボランティアで在宅ホスピスに携わった経験のある方にも来ていただきました。いろんな方が集まって、情報共有できることはとてもいいことだと思います。これからも、いろいろな方が集ってくださる場づくりを続けていきたいと思います。

なお、この日取材していただいた内容は、11月14日の読売新聞さんの「すこやかカフェ」というコーナーでご紹介いただきました。

第6回(2018年11月16日(金)15:00〜16:30)

初めての月2回開催、報道関係の方も含めて9名の方にご参加いただきました。参加されたみなさんのドリンクの準備や、サロン参加者以外のお客さまへの対応などで、あまりサロンに顔を出すことができませんでしたが、みなさんトークに花が咲き、とてもにぎやかなサロンでした。今回は患者さんの他に、福岡で在宅ホスピスボランティアとして長く活動され、私と同じように患者さんやご家族が集えるカフェを開業された方も足を運んでくださいました。

また、飯塚竜王ライオンズクラブさんより寄贈していただいた手作りのタオル帽子を参加者のみなさんに紹介させていただきました。早速、使ってみようと持ち帰られた方もおられ、あたたかいボランティア精神で作っていただいた帽子が、実際に必要とされている方のお手元にお渡しする橋渡しができて、とてもうれしく思いました。

なお、この日も含めて1ヶ月以上取材してくださっているNHKさん、12月中には北九州エリアのニュース番組内で放送予定とのことです。

第7回(2018年12月5日(水)18:30〜20:00)

2度目の夜開催。5名の参加者、そして別途NHKの撮影クルーが入られました。ご自身ががんになったことを、周囲にどのくらいの人まで、どのように伝えるか、みなさんそれぞれ悩まれたそうです。ある方は包み隠さずオープンにご自身の経験を伝えていました。別の方は、できるだけ周囲に伝えずに過ごしておられました。もちろん、どちらが良いとか、正解とか、そういうことはなく、ご自身の価値観、置かれた環境などによって変わってくるのだと思います。それでも、みなさんがどう考え、どうしてこられたかを共有することで、今までは考えもしなかった、という気づきも得られるようです。

また、今回はある参加者の方が、ご自身のがんが発覚してから、告知、治療などの経過をこまめにまとめた記録を見せてくださいました。他の参加者の方みなさんのリクエストに答えられ、全員にコピーを配布させていただきました。

なお、今回も含め、長い時間をかけて丁寧に取材してくださったNHKさん、今のところ12/14(金)の夕方の「ニュースブリッジ北九州」(18:10〜19:00)で放映予定とのことです。ただ、北九州放送局管轄エリアのみの放送ですので、北九州・筑豊地域以外では見ることができないようです。

第8回(2018年12月21日(金)15:00〜16:30)

12/14にNHKさんでがんサロンのことを紹介していただいた影響もあり、今回は初参加の方が増え、計9名の方にご参加いただきました。今回も他のお客さんへの対応と重なり、冒頭から中盤くらいまで参加することができませんでしたが、終始にぎやかに、みなさんお話に花が咲いていました。今回は、この取り組みを応援しようと、ある看護師の方が参加してくれました。がん領域でいろいろな経験をされた方で、今は臨床を離れておられるのですが、がんサロンのことを知ってすぐに協力を申し出てくださった方です。こうした応援、大変心強いです。本当にありがとうございます。

今回が年内最後の開催となりました。現在月2回のペースで開催しており、当面このペースで続けると思いますが、1月のみ月1回とさせていただきますので、何卒ご了承ください。

第9回(2019年1月18日(金)15:30〜16:30)

2019年最初の開催は11名の方にご参加いただき、大変にぎやかになりました。その半数近くが初参加の方でしたが、早々に打ち解けて和やかにお話されていました。ある参加者の方が、ご自身が使ってすごくよかったから、とある商品を他の参加者に勧めておられました。ご本人の良い経験を他の患者さんにも伝えたい、と純粋な思いからの行動で、そのお気持ちはとてもありがたいのですが、このサロンでは商品販売や勧誘はお断りしているため、今回は諦めていただきました。

それから、今回新たに看護師さんがサポーターとして参加してくださいました。超急性期の現場から在宅の現場まで、幅広い経験をもった心強い方です。本当にありがとうございます。

今回も他のお客さんの対応などのためゆっくりみなさんのお話を聞くことができませんでしたが、終盤少し混ぜていただいた中では、認知症になった親にご自身のがんのことをお話するべきか、というような会話も出ていました。

それから、参加された方から、「こういう商品があるといいのに」といったアイデアもお聞かせいただきました。こうした声を企業などにお伝えしていくこともやってみたいな、と思っていたので、今回のアイデアについて少し調べてみようと思います。

第10回(2019年2月6日(水)18:30〜20:00)

今回は6名の方が参加されました。また、RKB毎日放送さんが取材に来てくれました。来週のどこか、夕方の「今日感ニュース」でご紹介いただく予定です。

今回は、告知を受けた時、そしてその後も続くこころの辛さをケアしてくれる場があるといいのに、というお話がありました。がんの拠点病院にはがん相談支援センターがあり、そこでいろいろな相談に乗ってくれるのですが、患者が意を決して相談に行く、というスタイルではなく、告知を受けたら、その後こころの面をケアしてくれるような外来というか看護師さんとの面談というか、そういうところに繋げてもらえるようなシステムだといいな、というようなご意見がありました。

また、これは以前からよく出るお話ですが、やはり早期発見早期治療が大事だから、まだがんを経験していない人たちにはとにかく検診を受けるように勧めたい、という声もありました。

第11回(2019年2月15日(金)15:00〜16:30)

今回は7名の方が参加されました。乳がんのホルモン療法中で、副作用の辛さから治療を続けるべきか、というお悩みが聞かれました。別の参加者の方も同様のお悩みを持っておられました。やはり病院のサロンではないのでこの手のお悩みにきちんとお答えすることができないのは心苦しいところではありますが、やっぱりこの点は主治医をはじめとする医療者のみなさんと患者さんが、しっかりとコミュニケーションをとって、「治療」と「生活」の両方を意識しながら治療方針を決めていけるようになるといいな、とあらためて思いました。
今回、また新たに看護師さんがサポーターとして加わってくださいました。実は前回もサロンに参加してくださっていた方でしたが、看護師さんであること、今回初めて知りました。とても心強く、ありがたいです。

第12回(2019年3月6日(水)18:30〜20:00)

参加予定の方から欠席のご連絡が相次ぎ、今回の参加者は3名と少なかったものの、そのうちお一人は遠方から電車とバスを乗り継いで参加してくださいました。がんになったことで、周囲の人たちからの励ましや、「無理しないで」という気遣いなどを受けることが多くなり、感謝する気持ちはもちろんあるけれど、「患者の気持ちもわからずにそんなことは言わないで欲しい・・・」と思ってしまうこともあって、気持ちにゆとりを持って周囲の気遣いを受け止めたいがなかなかできない、と話してくださった方がおられました。他の参加者から、「趣味を持つことで気持ちを整えることができるかもしれませんね」、と茶道や絵画などの趣味によって病気を忘れて「無」になることができる、という経験談が紹介されました。

第13回(2019年3月15日(金)15:00〜16:30)

今回は6名の方が参加されました。やはりこの時間の開催では、他のお客さんの対応が必要となるためサロンには出たり入ったり、という状況になってしまいます。私がサロンに顔を出している間に出た話題の一つが、患者さんの「孤立感」でした。告知を受けた時から「がん患者」と「健常者」という、深い溝ができたように感じてしまい、患者でない人から「元気出してね」とか「(患者さんの辛さが)わかるよ」とか、こういう言葉をかけられても、「あなたにはわからないでしょう」と思ってしまう、というお話がありました。患者さんはみなさん、周囲からの優しい声かけに感謝し、ありがたいと思う一方で、本当の辛さは患者にしかわからない、という気持ちを持ってしまう、ということでしたが、ある患者さんからは「『そうですね、大変ですよ。あなたも大変な思いをしなくていいように、検診を受けないとね。』と言ってみたら、楽になりましたよ。」という意見もありました。

第14回(2019年4月3日(水)18:30〜20:00)

今回も欠席のご連絡が相次ぎ、3名参加での開催となりました。少人数でしたがアットホームであたたかな時間となりました。今回は、よくサロンの応援に来てくださる看護師さんが、実はアロマハンドセラピーの勉強もされていて、参加者の方を癒してくれました。とても気持ち良さそうでしたよ。

サロンのお話の中では、がんになったことを知人などに知られたくなかったので、入院時や外来受診時にもできるだけ見つからないようにしていた、そしてそのこともありなんだかがんになったことが後ろめたいように感じた、というお話がありました。だから、がんになってすぐの段階から病院の中、あるいは外でどのような支援があるのかをわかりやすく教えてもらえるといいな、とのことでした。この辺りで何かお役に立てることはないかな、と考えてみたいと思いました。

第15回(2019年4月19日(金)15:00〜16:30)

今回は6名の参加者に加えて、アロマオイルを使ったハンドマッサージのボランティアさんがおふたり、参加してくださいました。サロンの間、順番に患者さんをハンドマッサージで癒してくださいました。ボランティアで来てくださった品川さんと高尾さん、本当にありがとうございました。
今回初めて参加してくださった方がお帰りの際に、「みなさんから元気をいただきました!」と明るい表情で話してくださいました。こういうお言葉に、私の方が元気をいただきました。